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【日程】2003年10月26日(日)
【場所】奥多摩・日原川・岳嶺岩
<<<主な講習内容>>>
1、基礎のロープワーク(支点作成/自己確保/仮固定/ロープの結束)
2、確保器の取り扱い(ATC/ルベルソ※エイト環は奨励しない方針←ダブルロープ不適)
3ー1、確保実習(人間の重量相当の重りを落下させ 確保を行う)
3ー2、セルフレスキュー(引き降ろし/引き上げ/自己脱出)
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●写真(1)↓
秋晴れの下・講習前のオリエンテーション
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●写真(2)← 基礎のロープワーク
支点作成、確保のための基礎のロープワークの説明。
支点作成は、流動分散方式、そして流動分散させてさらにエイトノットで結ぶ方法など。初心者には基礎の学習、中級者には復習の要領で講習が行われました。
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●写真(3)→ 宙づりからの自己脱出
ハングから落下したことを想定して、宙づり状態からの自己脱出の訓練を行いました。固定ロープに対してフリクションノットを結び、ロープを登ります。
ハーネスと右足用に2つのノットをセットして、交互に引き上げながら登ります。コツをつかむまでは少し練習する必要があります。
ノットも何種類かあり、締まりやすさ、解きやすさなどの特徴がそれぞれ異なるので、このような訓練を通して経験しておくひつようがあります。
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●写真(4)← ルベルソの確保とロック解除
ペツル社の新型ビレイデバイス『ルベルソ』。エイト環、ATC,ジジなどの様々なビレイデバイスの機能をひとつで済ませられるため、最近急速に普及しています。しかしその機能を十分に理解して使いこなすには練習が必要です。
最大の特徴はカラビナ一枚を併用することによる『オートロック機能』。ダブルロープによるセカンドビレイで同時に2名を確保することが可能で、さらに手を放しても自動的にロックがかかる優れものです。
しかしセカンドクライマーが墜落してロックしてしまったロープを開放するは容易ではありません。その時に、ルベルソに固定されたカラビナに対してシュリンゲを結び、別の支点にワンターンさせて自分のハーネスに結んで体重を利用するとロックを解除しやすくなります。この時、メインロープの確保を別のビレイデバイス(なければムンターヒッチ)で行うことが必要になります。
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●写真(5)→ 墜落用の砂袋の作成
今回の講習のメインイベントである『墜落者の確保』のための、墜落用クライマーの代わりとして使用する砂袋を作成します。
人間+装備の重量は、時によっては80〜100Kgほどにもなります。それをあらためて持ってみると、あまりの重さに驚いてしまうことでしょう。
このような重さのものが1m落下しただけで、そのエネルギーは相当なものになります。それを体感するだけでも、この講習に参加する意義はあるでしょう。
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●写真(6)← 砂袋を引き上げて落下実験
まずは大勢でロープを引っ張り、砂袋を引き上げます。砂袋にはフックがついていて、それを解除すると砂袋は落下します。
落下する80Kgの砂袋をメインロープで確保するビレイヤー(講習者)は無事に停止させることができるでしょうか。
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●写真(7)→ 落下する砂袋を停止させる訓練
クライミングロープにはそれ自体に伸縮性があるので、墜落が起きたとき、ある程度伸びて、ショックを吸収してくれる働きがあります。
しかし80Kg近い重量物が1m以上落下すると吸収しきれるものではありません。その時、ビレイヤーはいきなりデバイスを効かせて急停止させてしまうと、ショックが支点を破損させたり、ビレイヤー自らが引っ張られてバランスを崩してしまいます。
(※グランドフォールをしない範囲内で)少しロープを流しながら、徐々にデバイスの摩擦を効かせつつ止めるようにすればショックを最小限にとどめることができます。
講習では体重の軽い女性や不慣れな方は、やはりバランスを崩してしまう光景が多々見られました。実際の現場でそのような事態にならないよう、自分の会に帰ってからも十分に訓練を積みましょう。
■文責:鳥越@小田原ナーゲル
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