<<< 神奈川県勤労者山岳連盟・拡大遭対部会 >>> 【日時】8月26日(火)20:30〜 【場所】県連事務所 【参加】大河内、宮沢(裏山探検)、小野(アルパイン横浜) 海輪(柴笛)、田村(相模労山)、鳥越(小田原ナーゲル) ■1.上期での事故報告の分析 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・印象→ 典型的な事故のパターンがそろった。 (道迷い、ハイクでのスリップ、懸垂中の落石、雪稜での滑落) ・うっかりミス、過信(自分は事故に遭わないだろうという) ・会の山行管理としては「行くな」ではなく、事前の適切なアドバイスが必要。 ■2.事故別の分析 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (2-1) 鳥海山道迷い遭難(山++) ・登山地図には波線で記載されているが、本来は残雪期に使うべきルートであった。 ・現場の状況を見て、引き返すべきであった。(引き際が大事) ・観光情報など、インターネットで情報を調査すると、現状を知らないまま  登山地図に従って、コースを記載しているケースがほとんどであった。 (2-2) 北穂高岳下山中の滑落事故(相模労山) ・雪訓をせずに、残雪期に入山してしまった。 ・登るときに雪の状態を知っているはずなので、下山中の危険を察知すべきだった。 ・積雪期以外の登山経験によって、自分はベテランである、という過信があった。 (2-3) 金峰山スリップ事故(久良岐ハイキングクラブ) ・報告書の中に「何の変哲もない山道を下っていた」という表現があるが、  その時点で、状況を甘く見ていると言えるのでは。  普通のハイキングコースでも、ちょっとした岩を越えるときなどは神経を  使わなければならないので、舗装道路ではない登山道が「何の変哲も無い」  ということはありえない。 ■3.まとめ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・技術よりも「意識」の問題が大きい。 ・登山の基本的な注意事項を各会の会員に再確認してほしい。 ・「連れて行ってもらう」意識ではなく、自分で自分が行くルートを  事前に良く調査して、それに見合った適切なギアの選択、  トレーニングの実施などを行うべき。 ・クライミングの「技術」よりも「性格」の問題が大きい、  イケイケの人は危ない、慎重であるに越したことはない。  リーダーは、メンバーのその辺も把握しているべきである ■4.事故発生時の県連救助隊の対応について 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <<< 問題点・反省点 >>> ・事故発生時に、地形図などの資料がほとんど無かった。 ・事故の第一報が14:00であったのに、21:00まで  実質的な行動がほとんどなかった。 ・救助隊総会の真っ最中に連絡を受けたので、  マニュアル通りの対応が出来なかった。 ・緊急時こそ、冷静で適切な対応をするために、マニュアルを大事にする。 ・救助隊全体の緊迫感が欠如していたのでは? (夏山だし、携帯で連絡が取れていたし、遠いし・・・) ・(たとえ空振りに終わるとしても)第一報を受けた時点で、準備を開始して、  正式な救助要請を受けた時点で即座に出動できるような体制を作る。 ・初日に本部に詰めている人間が少なすぎた。 ・本部の総監督を正式に決定しないまま、出動してしまった。 ■5.全国連盟の救助隊交流会への隊員派遣について 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・救急法と組織レスキューの講習があるので、役に立つ。 日時:10月4〜5日(土日) <<< 参加資格について >>> ・救助隊登録者 ・各地方連盟での指導的立場の人 出席予定: ・田村(相模労山) 無線システムについて ・鳥越(ナーゲル) セルフレスキューについて ・大河内(裏山探検) 救急法について ■6.確保講習会について 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・10月25〜26日(土日) ・中込氏(カモの会)が担当 ・そろそろ宣伝を開始しては?